上棟式が行われました。最近では珍しくなってきた五色の旗も掲げてあります。
さて、近年上棟式なるものが省略されるようになってきました。もちろん強制ではありませんのでなくても問題はありませんが、伝統的なものが失われていくのは少し寂しい気もあります。当方もだいたい聞かれます「上棟式はやるもんなんですか？」と。応えはいつも「どの程度までやるかは別にして、一生のうちにそう何回もあるものではないので、迷っているのであれば、やったほうが良い」と。私の小さい頃、上棟式というとみんなで餅まきを楽しみにそして祝ったものです。そのことでご近所のお付き合いも深まったのかもしれません。また、お施主さんにしてみれば、今後の工事の無事と大工さんとの距離も短くなったような気もしています。いずれにせよ、家づくりは、完成までの道のりも楽しみながら、悩みながら一緒につくり上げていくものです。そう考えると上棟式も楽しみの一つなのかも知れないですね。ご参考まで。