建築 = 人・生活 建築には必ず人がいます。 言い換えれば、建築とは人が暮らしたり、くつろいだり、働いたり、楽しんだり、悲しんだり、すなわち生きる場です。 だから私はその中でどういう行為が行われ、どうすればその行為が豊かに広がっていくのか考え、常に人が見える設計を心掛けています。 得てして建築は人々の行為を決めてしまう力を持ってしまいます。 したがってなるべくシンプルに利用者と一緒に成長していく建築を目指します。 自然 > 建築 私たちは自然の中にいます。四季折々の豊かさを楽しみ癒されます。 建築も同じ自然の中に建ちます。 だからこそ、私たちも建築も自然と共に生き、受け入れることが大切です。 いたずらに機会に頼らず、自然の力を利用し恵みを取り入れます。 時に自然は猛威をふるいます。これは自然を支配しようとする私たちに対する一つの警告かもしれません。 逆らわず、自然と同居する建築を目指します。 建築家と楽しむ家づくり 建築との家づくり、それは、けっして家という「ハコ」をつくっているのではありません。 そこに住まう人たちのライフスタイルにあった、住まう人のための居場所をつくっているのです。 だから、そこでどういう生活が行われるのかが大切なのであり、それを一緒に考え、つくる過程も楽しみながら夢を語り合える、そして生活を楽しく家づくりをしましょう。 MESSAGE|メッセージ 「まち」とともに「ふつう」に暮らす グループホーム山形の会報に掲載いただいた記事より抜粋